
むし歯治療
むし歯治療
細菌が産生する酸によって歯が溶かされる病気(過程)です。
歯に痛みを感じる時点でむし歯の症状は進行しています。
検討されているすべての方には丁寧にご説明をいたしますので、まずは一度ご相談ください。
むし歯の範囲、神経の状態、患者様の恐怖心や特殊な治療器具の使用ができるお口の状態か診査します。セルフケアの状態によっても管理・治療方法を検討していきます。
むし歯の発生原因に対するアプローチを行います。歯ぎしりの強い方、外出を必要とするお仕事の方など患者様の状態に合わせて、むし歯予防との付き合い方を抑制的なアプローチではなく一緒に見つけていきます。
最新のむし歯に対するアプローチとして、プラークコントロール(セルフケアと定期健診)が確立されている方に限り、小さなむし歯に対しては、削らないことが推奨されております。そのため必要性のない治療は行わず、経過観察を行います。
歯の治療は、0.1ミリ単位の削り方が求められます。マイクロスコープを使用することで可能になります。
マイクロスコープ、MTAセメントの利用によりむし歯の削り方も変化してきました。一回で全て除去する治療や、2回に分けて除去する治療がございます。従来であれば、神経を除去していた大きなむし歯も、神経の保存ができる場合があります。当院では、条件により歯髄(神経)を残す治療を行います。
担当衛生士の決定と予防歯科治療
現在のお口全体の状態、プラークコントロール状況、ご予定、生活習慣をお聞きし「セルフケアの確認」と「プロフェッショナルケア」を行います。
診査・診断 むし歯が発見された部位に関して、精密検査を行います
治療方法、修復物の決定
想定される治療についての説明とご要望をお聞きし、修復方法を決定していきます。その際、術後のケア方法もご提案いたします。
むし歯の除去、型取り
実際にむし歯治療を行い、歯の表面を保護いたします。その後型取りを行います。
詰め物をセット
一般的に2週間で技工士がオーダーメイドの修復物を作成し、歯科医師が歯に装着します。
再評価
ここでよければいよいよ・・・
検討されているすべての方には丁寧にご説明を差し上げますので、まずは一度ご相談ください。
歯の中には、歯に栄養を運ぶ血管や感覚を伝える神経が束になった歯髄という組織があります。むし歯が進行して歯髄に細菌感染してしまうと歯髄壊疽を起こし、痛みや腫れを伴います。一般的には、細菌感染を起こした場合、歯髄を全て取り除く『根管治療』行います。歯髄を失った歯は寿命が20年程度のため、可能な限り保存すべきです。
シールドレストレーション
神経に近い部分のむし歯は削らず、完全な封鎖をすることで栄養素の供給を遮断し、進行を抑制する治療法です。
VPT
以前までは神経に達しているむし歯に関しては、神経を除去する根管治療が行われていました。近年MTAセメントを使用することで、神経を保存する治療法が臨床応用されております。
※シールドレストレーションとVPTの注意事項
医療保険が適用される治療は、治療に使える材料、作成者が決まっています。もちろん使える材料で再発しにくい治療を行いますが、「生体に適した材料」「特殊な接着剤」「腕の良い技工士」と、3つの点で限界があります。
TOP