顎関節症|保谷で歯科・歯医者ならほうやフラットデンタルクリニック
顎関節症の治療法
生活習慣の改善
- 顎に負担をかけるような悪習癖を是正するための指導を行います。特に、歯を食いしばったり、歯と歯を常に噛み合わせるような習癖があると、歯、顎関節、筋肉に負担がかかり、血流も悪くなるので、こういった習慣を正す方法(認知行動療法)などを提示します。また、食事やその他習慣に関する注意事項を説明します。
スプリント(マウスピース)治療
- 歯ぎしりや食いしばりはストレスなどから来る生理現象であり基本的に無くすことは難しいです。そのため、歯ぎしり防止のためのマウスピースを作成します。
- マウスピースには次のような効果があります。
01.顎関節にかかる力を軽減する
02.強い力から歯を守る
薬による治療
- 痛みが強い場合や、関節組織の損傷により炎症が起こっている場合は、鎮痛消炎薬の処方を行います。
- 周辺の筋肉のこわばりによって強い痛みが出ている場合は、筋弛緩薬を処方することもあります。
噛み合わせ治療
- 歯並びや噛み合わせが悪いと顎関節や歯自体などに悪影響を与える場合があります。その場合、矯正治療や補綴治療(被せ物)により歯並びや噛み合わせを治す必要があります。
治療の流れ
当院にいらっしゃった方にはまず最初に顎関節に不具合がないかを確認します。どういった主訴であれ、この顎関節に不具合がある状態で治療を進めてしまうと最終的に様々な不具合が出てきしまいます。痛みや口が開きづらいなどの症状がある場合にはまずマウスピースをしばらく入れてもらい顎にかかる負担を減らします。症状が強い場合には鎮痛消炎薬や筋弛緩薬などを投薬することもあります。その後、根本的な問題がないかを精密に検査していき、その資料を元に治療計画を立案させていただきます。
カウンセリング(問診) 急性症状の対応